オギ Miscanthus sacchariflorus (Maxim.) Benth


オギ群落

オギ(穂)
オギとススキの識別点
 イネ科の多年生草本。国内では北海道から九州に分布する。
 高さ120〜250cm。夏の終わりから秋にかけて穂をつける。葉は長さ1.5〜3cm、長さ30〜100cm、縁が強くざらつく。
 河原や休耕地などに大きな群落をつくる。一見してススキとよく似ていて見間違えやすく、識別には別表のような点を総合して見る必要がある。従って、穂が出ないと確実な識別は難しい。ススキのように束になって株立ちすることはないが、葉の幅が広く茎も太めで、一本一本はススキよりもがっしりとした印象がある。
 現在、ススキとともにカヤネズミの営巣植物として最も重要な種のひとつと言える。


オギの巣

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