メリケンカルカヤ Andropogon virginicus L.

 イネ科の多年生草本。北米から中米の原産で、日本には昭和になってから入ってきた外来植物。
 西日本に多かったが、近年、東日本でも増加傾向にある。
 高さ50〜100cm。葉は長さ10〜30cm、幅5mm。秋の終わり頃、茎に沿って長さ3〜4cmの穂が数本ずつ出て、その穂は白く長い毛に覆われる。
 河原や芝生などにまとまって生えることが多い。真冬になっても明るいうす茶色の茎と葉が立ったまま残るので、その特徴的な外見とあわせてよく目立つ。

メリケンカルカヤの穂

メリケンカルカヤの巣(根元部分)

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