カサスゲ Carex dispalata Boott ex A. Gray




カサスゲの穂
 カヤツリグサ科スゲ属の多年生草本。湿地に生育する大型のスゲで、長さ80cm前後の長い葉を根元からまとめて生やす。葉の幅は4〜8mm、はっきりした脈があり、断面はM字型に見える。
 丈夫な長い葉を菅笠や蓑に使ったため、笠菅と名付けられている。
 耐陰性が高く、ヨシの下層によく見られ、樹木に囲まれた湿地ではカサスゲだけの群落を形成していることがある。

カサスゲの巣

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